平成十五年九月
全船協（全日本船舶職員協会）機関紙七十二号に表記連載記事がありましたので、同協会本望事務局長さん経由、投稿者松井邦夫さんに、私のホームページに転載方お願いしましたところ快くご了承を得ましたので今般活用させていただきます。
私は短期間大同の船に勤務しただけで、この会社の生い立ち等についてはほとんど知識がなかったので、この度の自分史刊行にあたり遅まきながら友人から社史を借りて、おこがましくも「大同海運小史」なるものを、四苦八苦してまとめてみました。
今回偶然松井さんの「大同海運船名考」を拝見して、もっと早くこの連載をキャッチしていたら無駄な苦労をすることがなかったのにと後悔しきりです。
私がまとめかねた、山下汽船と袂を切った真相を極めて平易に解説され、船名の由来や所有船一覧表とう、大同縁の者には貴重な史実でありますので、転載のお礼の言葉に代えます。
なお松井さんは，本船名考執筆当時は全船協の副会長でしたが、現在は同会の相談役であらせられますので申し添えます。
（菊池 金雄）
©2003 Kaneo Kikuchi