補遺

 

海軍予備士官制度

この制度は、明治海軍が英国から学び、東京と神戸の両高等商船学校卒業時、短期間海軍初任士官教育後、海軍予備少尉に任命。商船乗船経歴に応じ、佐官まで昇進するようになっていた。

これは、平時海軍兵学校の予算定員に限度があるため、戦時における士官補充要員として、即時活用するためであった。さきの戦争でも、多くのこれら予備士官が各種艦艇に召集され、海兵卒に劣らぬ活躍をしたことを、銘記すべきである。

なお 本制度の詳細はフリー百科事典ウィキペディア(Wikipedia)「海軍予備員」をご参照願います。

 

©2002 Kaneo Kikuchi

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